介護を行う際に必要となる精神

介護を行う際には、介護者が必ず心に留めておくべき心構えがあります。「要介護者の自己決定の尊重」「継続性の尊重」「現存能力の尊重」という点です。
第一点については、認知症の症状が出ているような要介護者の介護ではいちいち本人の意思を確かめるより、介護者が進んで介護をしていくという方が効率的になりますが、しかし、要介護者自身がどのような介護を望んでいるのか、本人の決定にゆだねる姿勢を失わないことは重要です。

第二点は、これまで自力で生活していた人が介護を受けるようになってしまった場合、その生活環境は一変してしまうことになります。要介護者はその変化を受け入れることに戸惑い、悪戦苦闘していることもあります。介護者がその状況を理解しつつ、要介護者の生活を可能な限り継続できるように配慮する必要があります。
第三点は、たとえば右腕が思うように動かないときには、右腕をリハビリテーションで無理に動かそうとするのではなく、左腕をうまく生活の場で使っていけるようにすることが大切になります。

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